令和５年１０月４日（水）と同月５日（木），本校会議室を会場に「島根障害者職業センター」の森 康裕様，並びに「松江障害者就職・生活支援センターぷらす」の高橋 香様を講師に招き，『障がい者雇用の理解と対応に関する研修会』を演題に研修会を実施しました。
この研修会は，昨今，法定雇用率の上昇や社会的潮流の影響により，障がい者採用の更なる拡大と，採用の先にある定着・活躍が求められていることから，障がい者の正しい理解や，受入れに対して必要な知識や対応に関する理解促進を目的に，主として事務職員を研修対象に実施され，延べ３８名の参加がありました。
研修では，精神障がい者の雇用に焦点をあて，障がいの性質を理解した上で，一緒に働く際のポイントについて，これまでの相談事例を交えながら説明がありました。
参加者からは，「職場に長く定着してもらうためには，本人の特性を理解したうえで，声かけや見守りといった小さな心遣いの積み重ねによって，心の安定を図っていくことが，大切なことだと思った」「誰もが働きやすい職場を作り出すという意識のもと，これまでの業務の見直し・改善を図ることで，障がいの有無にかかわらず働きやすい職場環境が醸成されるのではないか」といった感想が聞かれました。
