7月31日、益田市内の中学校教員4名と実践教育支援センター技術職員とのものづくり教育に関する交流事業を実施しました。
この取組みは、令和3年11月10日に益田市と締結したものづくり人材の育成に関する包括協定に基づき実施したもので、今回は実践教育支援センター第二技術班が主体となり、「マイコンとセンサの利用」の演習を行いました。
当日は、基板加工機での基板作成工程の見学、はんだ付けによる回路基板の組立て、出来上がった回路基板を使用したマイコンのプログラミングを行い、マイコン制御教材を作成しました。
演習後の懇談では、参加した中学校教員から「電子回路基板の製造工程が参考になった」、「現状では中学生のものづくり体験の場が少ない」といった意見や中学校の技術教育の現状について説明があり、本校技術職員からは「教材のアドバイスや出張講座・工作教室など集中講義の検討」の提案や「中学校の技術授業に関する懸案事項の把握」など、双方にとってメリットのある交流となりました。