令和6年3月21日(木)、松江高専は、韓国の永進専門大学校(Yeungjin University)と包括交流協定を締結しました。コロナ禍が収束しつつあった昨年から、同大学校の英語研修プログラム(English Language & Cultural Exchange Program for Japanese Kosen Students)に、中国地区高専と一緒に参加しています。この英語研修プログラムの参加校は、宇部高専が代表校であり、中国および四国地区の第4ブロックを中心に実施しているものであり、今回の交流協定は、宇部高専のサポートのもと、松江、新居浜、高知の高専が同時に締結しました。
韓国において永進専門大学校は、過去5年間連続就職率国内1位、また、5年連続海外就職国内1位(9ヶ国、計600名以上)の実績があり、オーダーメイド式教育と海外就職特別クラスを基にしたグローバル企業等への海外就職者が拡大しています。さらに、グローバル人材育成、デジタル新技術人材育成、熟練された実務型専門技術人材を養成するためのマイスター制度などが成果をあげています。
今後は、今回の永進専門大学校との包括交流協定により、お互いの専門性を活かしたミニ卒業研究やPBLなどにより実践的な教育・研究連携を深めて、学生および教職員の双方向交流を推進したいと考えています。