令和4年7月に香川大学で開催された,2022年度応用物理物理系学会中国四国支部合同学術講演会で専攻科電子情報システム工学専攻2年の世良真也君の『Bi-2212相超電導単結晶のc軸方向電流機構のモデル化』に関する発表が第27回(2022年度)応用物理学会中国四国支部学術講演会発表奨励賞を受賞しました。
世良君はBi-2212相超電導単結晶を用いたc軸方向の電流挙動について研究を進めており,今回はc軸長になる単結晶の厚みが異なる台形状の試料を用いて,a-b軸方向の超電導電流の伝導も考慮したモデルの構築に取り組みました。世良君は一昨年、電子制御工学科5年の時にも電気学会賞を受賞しており、今回の受賞と併せて異なる学会での複数回受賞を達成することができました。