8月23日(水)から25日(金)に、本校が担当校となり、豊橋技術科学大学を会場として、西日本地域高等専門学校技術職員特別研修会(建設・環境系)を開催しました。
この研修会は、独立行政法人国立高等専門学校機構が主催し、高等専門学校の技術職員に対して、その職務の遂行に必要な高度で専門的な知識を修得させ、技術職員の資質の向上を図ることを目的としています。
今年度は、西日本地域の高等専門学校から11名の参加がありました。
研修会では、本校和田清校長、豊橋技術科学大学寺嶋一彦学長による挨拶の後、豊橋技術科学大学井上隆信副学長、本校和田清校長による特別講演、豊橋技術科学大学松尾幸二郎准教授、本校大屋誠教授、広瀬望教授による講義のほか、班別討議、研修参加者による技術課題発表及び討議、豊橋術科学大学教育基盤研究センターおよび実験棟、株式会社新来島豊橋造船の見学等が行われました。
参加者からは、「3日間という短い期間ではあったが、多くの学びがあり濃密な時間を過ごすことができた」「本研修で得られたことを活用して、授業をわかりやすく教えられるように授業の工夫に取り組みたい」といった感想が聞かれました。特別研修会では、建設分野の3Dモデル化(BIM/CIM)によるインフラ施設管理の高度化などが紹介され、建設DXの進展を高専教育にどのように活用するかを検討する契機となりました。